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「心のやすらぎ」ぶら~り旅

公益財団法人社会教育協会「心のやすらぎ ぶら~り旅」と題して秩父巡礼(34観音)を始めたのは1998年の秋でした。7回の日帰り巡礼で結願し、引き続き関東一円に広がる坂東札所(33観音)を日帰り10回、そして巡礼のルーツである西国(関西)札所(33観音)を2泊3日で1年半かけて3回、合計100観音巡りで終了します。そのあと信濃の「善光寺と北向き観音」へお礼まいりという慣わしに添って、これまで13年間169回を重ね延3900名の方が参加されました。

秩父は1番札所「四萬部寺」から34番札所「水潜寺」まで静寂な山村と美しい自然の風光を背景に一巡100kmです。素朴な風土に培われた秩父霊場の観音様は多くの方から親しまれ、幸せを祈る人々や救いを求める人々に安らぎを与えます。歩きの巡礼として毎年ご好評をいただいていますが、今年は9月~来年5月まで歩きの巡礼を実施します。

また同じく秋から坂東札所が1番札所「杉本寺」から始まります。毎月1回、来年10月に房総半島館山の33番札所「那古寺」で満願となります。坂東とは昔、旅人が越えにくかった足柄山や箱根の坂の東一帯を「坂東」と呼びます。当時、坂東武者たちは、源平合戦に九州まで行き、敵味方を問わずの供養や、永い平和への祈願が盛んなことを知り、西国で見聞きした観音霊場巡拝への思いと、源頼朝の厚い観音信仰とが結びついて、鎌倉時代に坂東33観音霊場が創設されたということです。

また霊場巡りの発祥の地とされ、1000年以上という最古の歴史と伝統を持つのが西国札所です。起源は奈良時代、大和の長谷寺の徳道上人が33ヶ所を定め、平安時代中期に花山法皇が巡礼したことが、契機となり、現在に繋がっています。花山法皇は17歳で天皇になり即位しますが、わずか2年で退位、出家させられ、都を追われるように熊野の地へ逃れ、那智の滝で1000日修行を終えた後、1番札所「青岸渡寺」より旅立ちます。和歌山・奈良・京都・大阪・兵庫・滋賀・岐阜2府5県にまたがり、33番岐阜県谷汲山「華厳寺」で精進落としの鯉に触れて巡礼を終えます。西国は寺のスケールも大きく由緒ある伽藍・仏像・美しい風景、春秋の花々や紅葉と美しさはひときわ華やかです。

100観音満願した暁には「善光寺」を参拝し、無事参拝を終えたお礼参りをしてまいります。帰路は信州の鎌倉といわれる「別所温泉」の「北向観音」と「常楽寺」「安楽寺」の古刹も訪ねます。

大勢の皆さんとご一緒できるのも何かの縁と共に喜びを分かち合って旅できることに感謝いたしております。

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