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定年青春塾「時代(とき)の流れの中で」

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平成25年03月26日
桜が満開。三寒四温を繰り返した今年、サクラ前線は突然、到来した。このため、「お花見の準備をする時間がなかった」という人たちが続出したとか。それにしても今年の冬は厳しい寒波と豪雪に泣かされた日本列島だった。
さて、順調なスタートを見せている安倍政権だが・・・。「まだ3か月なのに、こんなに評判のいい政権も珍しいのでは・・・」「これまでがひどかったので、余計、目立つのじゃないかな。株価は上がり、円安が急速に進んだことは、それなりに評価できるが、まだ安心はできない」「心配の一つはやはりTPP。交渉参加を表明してから、安倍の打つ手は異常なまでの早さだ。スピード感は大切だが、国論を二分する大問題が、この調子で進んでいいのだろうか」「安倍の頭には、交渉参加じゃなくて、もう参加を決めているんじゃないかな。100人規模のスタッフまでつくっちゃって、意欲満々だ」「自民党内のTPP反対派も、安倍の勢いにのみこまれてしまっている。農協の支持を受けた連中はどうするのだろう」「世界的な経済自由化の波の中で、いまが日本の方向性を決めるうえで、正念場といえる。対米はもちろん、対ユーロ圏、対中、対韓、そして対アセアンなどの関係をどうするか。安倍がどのように仕切るか注目されるね」。
続いて俎上に上ったのが福島原発の停電事故。「大騒ぎになったが、なんとなく騒ぎは収まった感じ。もっともっと大騒ぎになっていいのでは・・・」「確かのその通り。核燃料を冷やすことが、今は最も大切。そのための送電部分-配電盤がまだ仮設で、トラックの上に載っているだけなんてありえない。しかも、そこにネズミが入り込み、ショートを起こし停電したなんて・・・」「さらに驚いたのは、こんな重大なことを3時間もの間公表していない。地域住民のことなどまったく考えていない。怒り、あきれを通り越して・・・」「とにかく東電が危機意識を持って仕事に取り組んでいるとは、とてもじゃないが、思えない」などなど。
このほか、暴力問題に端を発した柔道界では、新たに公金不正受給問題が表面化。「これだけ問題が大きくなったのに、誰一人責任をとろうとしない」「これまで柔道の世界は、この形で通ってきたのかもしれないが、今はそれじゃ通じない。体制を変えたくないというなら、公金投入はストップだ」「柔道界だけじゃなさそうだな。日本のスポーツ界はイチから出直しだ。オリンピックなんて、とんでもない」。3連覇を逃したWBCについても、「こんなもんだよ。なにか“戦犯探し”が始まったようだが、監督を決めるスタートから野球界が一つになっていなかった。でも残念」など。
さて、平成19年10月から続けてきた定年青春塾ポイントレポート「時代(とき)の流れの中で」は、今回をもって、一時休止とさせていただきます。長い間、ご愛読くださいまして、ありがとうございました。現在、次の企画を検討しています。決まり次第、ご報告いたします。
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平成25年03月12日
東日本大震災から2年が経過した。警察庁の発表によると、死者行方不明者を合わせると1万8549人にも上り、避難者はいまだ31万人を超えている。地震、津波、そして原発事故の影響は、いまだに人々の生活に大きな負担となって覆いかぶさっている。
「地震、津波はまさに天災なので、やむを得ない部分もあるが、原発事故は人災だ。原発事故さえなければ、復旧・復興はかなりの部分で進んだと思う」「原発事故現場から、危険な放射能がなくなるのがいつなのかが、2年たっても全く示されない。ほぼ永久に人間が住めない地域も出てくるという」「原発事故の恐ろしさは、十分わかったはずなのに、原発再稼働の動きが活発になり、安倍政権も『安全が確認された原発は再稼働する』なんていっている」「民主党政権は、“30年代原発ゼロ”を打ち出したが、安倍政権はこれを“見直し”としたが、その対案はサッパリ」「エネルギー政策の重要性はみんなわかっているが、今それを言うと、『原発をどうするのだ』という問題にぶち当たる。自信を持っての解決策がないから、みんな口を閉じてしまう」「原発容認派のいう“安全な原発”がどういうものかが見えていない以上、“平常な生活”“経済の発展”は犠牲になっても、やむを得ないのでは・・・」「行き詰った原発問題を解決するのは、やっぱり国会議員たちだ。私利私欲、党利党略から離れ、真剣に国民と向かい合う姿勢を見せてもらいたいものだ」。震災後2年もたって、肝心の原発問題がさっぱり進展しない現状に、メンバー全員、がっくり
次いで話題になったのが、閣議決定されたマイナンバー法案。「政府の言う行政手続きの簡素化は、その通りだと思うが、個人情報がすべて行政機関に握られることを、どう見るかだね」「個人情報はすでに行政に握られている。今更騒ぐのも変だ」「項目別には行政がすでに握っているが、これを一括しようという訳だ。そうなると、一枚のカードにあらゆる個人情報がまとめられる。それが常に正当に使われるかとなると、やはり問題だ」「個人情報が詰まっている以上、たとえば警察の捜査での利用も可能だ。もっと言えば、それらの情報が流出する恐れが十分にある。そんな危険なものを、行政手続きの簡素化の名のもとに作ってしまうことは、納得できないね」。
そのほかでは、オリンピック東京招致問題で、東京都のIOC委員の接待について、「あの騒ぎは何だね。IOC委員にゆっくり視察してもらえばいいのに、委員をもてなすことに大騒ぎ。莫大な税金が投入されたかと思うと、情けない」「オリンピック誘致を経済効果に換算する悪いクセがある。『これだけの経済効果があるから、オリンピックを招致すべきだ』となる。これでいいのかね」などなど。北朝鮮問題では「『休戦協定を白紙に戻す』とか『ワシントンも火の海に・・・』など発言がエスカレートしている。韓国はかなり危機感を持っているようだ」「日本の拉致問題はますます遠のいてしまう。やりきれないね」など。
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平成25年02月26日
北朝鮮が3度目の核実験を強行、中国、ロシアも堪り兼ねて、国連の制裁決議に加わるなど、世界中が北朝鮮の態度に抗議。ロシアで直径15メートルもの隕石が目撃され、これまた世界を驚かせた。その一方で、日本人観光客でにぎわうグアムで無差別殺人事件が起き、日本人3人が死亡、11人が負傷するなど、ここ2週間は事件事故が頻発した。
そうはいえ、最大の関心事は安倍総理とオバマ大統領の日米首脳会談。安倍総理は懸案事項であるTPPについて、「アメリカはすべての関税撤廃を前提としていない」と判断、交渉参加に大きく踏み出した。「予定通りの行動だ。でも、安倍総理だけがはしゃぎまくっているといった感じで、なにか虚しい感じだ」「確かに、オバマからは前向きな発言が感じられない。アメリカは冷静だね」。ここでメンバーのT氏がTPPについて「もう一度、TPP賛否の内容を押さえておこう」と、賛否両論を書き込んだ資料を見ながら解説、そして再び討論に。「とにかく実態がわからない。政府がもっと親切な説明をすべきだ」「将来的にはすべての関税を撤廃するそうだが、当面はそれぞれの国の事情もあるわけで、簡単にはコトは進まない」「交渉参加もまだ決まったわけではない。今年9月までには体制が決まるわけで、参加するなら、早く交渉に加わり、日本の主張を明確にしなくてはダメだ」「国会議員の間では、賛否が激しい。自民党の中だっていろいろだ。参院選で農村票を狙っている候補者は難しい立場になる」「ただ、自民党役員会が交渉参加についての決定を、安倍総理にあっさり一任したのには驚いた。そんな簡単なものではないと思うのだが・・・」「内容が不透明なので、役員たちも討論できないのではないか。経産省と農水省が対立しているわけで、安倍内閣もまずその調整をしなくてはならない。これから大変だと思うよ」。TPP問題はその実態が見えてこないこともあって、メンバーの議論もイマイチ中途半端になりがち。「いずれにせよ、安倍内閣がTPPに参加することは間違えないところ。農協という大きな組織に対し、自民党がどう対処するかが焦点」。
TPPへの対応が明らかになった安倍政権だが、外交・防衛にも安倍カラーが顔を見せ始めた。「右傾と言っていいのか、軍事面での強化が気になるところだ。日本版NSCにかかわる有識者懇談会も動き出した」「減少を続けてきた防衛費も2013年度は増加になることが決定、尖閣対策として海上保安庁関係の予算も膨らんできた」「国を守るということが、どんなことなのかを真剣に考えるいい機会だ。ただ、安倍内閣の動きは、どうもアメリカ追従の傾向が強すぎる。TPPもアメリカのご機嫌取りのために、動いてるようだ。突き詰めると、日本を守ってくれているのはアメリカだからというところに行きついてしまう」「アメリカ追従のパターンから抜け出すには、憲法改正で、自らの力で国を守る方向に行くしかないのか。難しい問題だ。安倍内閣は正念場に差し掛かったな」などなど。
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平成25年02月12日
北朝鮮が核実験を行いそうだという情報が、世界中を駆け巡っている。これまでは北朝鮮擁護の姿勢を示してきた中国、ロシアも、今度ばかりは北朝鮮を厳しく批判しており、国連の制裁決議にも賛同している。若い金正恩なら、世界がどのように動いているか、理解できると思うのだが・・・。
さて今回は中国軍艦が自衛隊の護衛艦に向け、攻撃用レーザーを照射した問題に関心が集中した。「中国側は全面否定。そうなると水掛け論になってしまう。中国側は顔に泥を塗られたとまで言っている」「レーザー照射は間違いないようだ。それにしても、中国はなぜこのようなことをしたのだろう。一歩間違えれば、大変なことになるのに・・・」「アメリカの艦船が攻撃用レーザーを浴びせられたら、即、応戦だそうだ。それが世界の常識らしい」「日本そしてアメリカが、どのような反応をするかを試してみたのでは・・・」「結局は、なめられているということ。日本は応戦することはないと思われている。日本は戦争を放棄している国だから」「このような問題が起きると、何も具体的な行動がとれない。憲法で武力行為を禁じているから・・・などといって。情けないよ」「気持ちはわかるが、憲法を改正しない限り、アメリカさんにお願いするか、我慢するしかないね」「中国が日本にとっても経済的にきわめて重要な国だから、やっかいなのだ。結局は、『怪しからん。国際社会に訴える』程度のことを言って、お茶を濁してしまう」「原発事故を起こしておきながら、その一方で、外国に原発を売り込もうと、国が音頭をとっている。こんな国を世界はどう見ているのだろう。情けなくなるよ」などなど。
「北京のスモッグ騒動はどうするの?」「とにかく、ひどいようだな」「中国政府も対策に乗り出しているようだが、実際のところ、車のガソリン、暖房用の石炭などの品質が悪く、簡単には改善できないようだ」「世界第二の経済大国だが、その内容となると、まだまだだね」「日本の領海内でサンゴを盗んでいたり、高速道路が崩れたり、建設中の建物が崩壊し、死傷者が出るなど、生活レベルの向上はこれからなんだろうな」。
続いて女子柔道の暴力・パワハラ騒動。「スポーツに暴力はあってはならない。武道はスポーツではない。ここらが正しく区分できていなかったのでは・・・」「『我々の時代はよく殴られたもんだ。だから少々のことは・・・』という言い方は通用しなくなっている」「日本女子柔道のトップレベルの選手たちの行動だけに、柔道界はショックだっただろう」「オリンピック招致との関係はどうだろう」「おおありだ。恥ずかしいことだが、日本の恥を世界に知らしめた。でも、起きてしまったことは事実。きっちり始末をつけないうちは、オリンピック招致など口にすべきでない」「報道陣も、何かオリンピックとの関係を避けているようだ。東京オリンピック開催より、もっと大切な問題を含んでいるのでは・・・」。
青春塾のメンバーの意識は極めて健全だ。
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平成25年01月22日
悪質な風邪が流行っているようだ。年末から年始にかけ、メンバーの何人かがやられてしまった。日ごろは元気でも、それなりに加齢は進んでいるわけで、十分な注意が必要。 という訳で、新春2回目の放談をスタート。
最初に話題となったのは原発の輸出問題。「安倍総理は初の外遊で東南アジアに行ったのはいいが、ベトナムで原発の売り込みをしていた。福島の事故の原因も明らかにされていないのに、『日本の原発は安全ですよ』などと外国に売り込んでいいのか。はなはだ疑問だ」「自民党は選挙の時にも、原発に対する姿勢を明らかにしなかった。選挙後の動きを見れば、再稼働に積極的で、明らかに原発容認だ」「東芝や日立など企業側は利益の上がる商売なので前向きなことはわかるが、だからと言って、国も積極的に後押しするのはいかにも品がない」「日本の原発はアメリカと一体なので、日本の都合で原発から手を引くことはできない。そんなことをすれば、アメリカの原発政策をダメにすることになる」「補正や新年度予算の動きを見ても、原発を将来的になくすのだという方向は全く見られない。経済再生と原発再稼働は固く結びついている。国の姿勢として、考えなくてはいけないのでは・・・」など、安倍政権の原発に対する姿勢に批判が続出。
次はアルジェリアの日揮社員の人質事件。邦人7人が犠牲になり、3人が不明だが、アルジェリアからの情報はサッパリ。「イスラム武装勢力が天然ガスのプラントを急襲したわけだが、事件が起きた翌日に政府軍は特殊部隊を送り込み、銃撃戦を展開した。その結果、8か国37人が犠牲になった。人命よりテロ集団の壊滅、プラントの保護を重視したアルジェリアの動きだ」「アルジェリアは内戦で20万人が犠牲になっているそうだ。そのような背景がある以上、人命尊重を言っても通用しないのでは・・・」「テロ集団に譲歩してはいけないという考え方は正しい。アルジェリア政府の動きは支持せざるを得ないが、それでももう少し人命配慮がほしかった」「この事件を無駄にしないためにも、世界各地で活躍している企業のセキュリチーを国が中心になって考えなくては」。
大阪市立桜宮高校の体罰問題も高い関心を集めた。「報道内容を信じるなら、あれは明らかに暴力。体罰とはとても言えない」「教育委員会、高校は、自殺した生徒に対する責任をどう取るつもりなのか。警察も動いているが、市、市教委は『調査中』などと言わず、まず顧問教諭の処分をすること。言い訳を聞いている段階ではない」「市教委は体育科などの入試を中止するようだが、顧問教諭の処分を真っ先にしなくてはダメ。このような事件が起きると、市教委、学校などの責任が言われるが、そんなことは当然。『十分調査して結論を出す』などと言うのが間違えだ」などなど。
これらのほかでは、安倍内閣の予算編成の動きが活発になっていることから、「個人的な偏見なのかもしれないが、なにか国防・軍事に関する話題が多いような気がする」という声が出された。次回には話題となるだろう。
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平成25年01月08日
2013年の新春は好天に恵まれ、すばらしい幕開けとなった。兜町の大発会も10688円と快調なスタート。安倍内閣の前途は明るい感じ。とはいえ、本当に景気が好転するかといえば、「まだまだ先を見てみないとわからない」というのが本音。原発問題の見通しは全く見通せず、中国・韓国との関係改善のめどもついていない。好スタートを切った安倍内閣も油断はできない。
「経済的には、何か明るい感じがするが、実感が伴わない。要因はいろいろだと思うが、原発問題の進展がないことは大きいのでは・・・」「安倍内閣の新閣僚たちからは、『民主党の原発ゼロは見直すべきだ』『30年代原発ゼロは無理』など、原発再稼働を容認するような発言が相次いでいる。これは危険な兆候だ」「『規制庁の安全基準に基づいて・・・』とは言っているが、明らかに原発容認の動きだ。国民の大半は、時期、方法などはともあれ、脱原発の方向にある。それに反するような動きは、やはり気になるね」「原発の是非は国内だけで考えるのはまずい。アメリカと深く結びついていることを忘れてはならない」「アメリカの戦略として、日本が核を持つことは否定しているが、持てる状態にしておきたいとは思っているのではないか」「厳しい見方だが、アメリカの本音は、あるいはそうかもしれない」「核の問題もあるが、アメリカの原子力産業にとっても、日本が原子力産業から手を引くとなると大変なことになる」「安倍内閣は日米関係を、“深化”ではなく“強化”と言っている。アメリカの意向を全面的に受け入れざるを得なくなる。アメリカとの間にはTPP問題もあり、さらに尖閣問題もアメリカの支援が絶対必要だ。日米関係をどのように展開するか、安倍総理も大変だな」。
「原発がらみで、日米関係に課題が山積しているが、日本としては近隣の中国、韓国、北朝鮮の問題もある。特に尖閣問題で対中国はどうなるのだろう」「依然として尖閣列島には中国の船や飛行機が押し寄せている。海保は監視を続け、空からの侵略には自衛隊がスクランブルをかけているようだが、こんなこと、いつまで続けるのか」「ことの発端は、民主党政権が国有化してしまったことにある。外交音痴の野田総理の大失態だ。国有化となれば、中国だって黙認できない」「このままだと、中国は尖閣に上陸、施設を作ってしまい、実効支配してしまう可能性もある」「それを日本は実力阻止。そうなると何か、戦争の可能性も考えちゃう」「韓国の慰安婦問題だって、深刻だよ。国同士では解決しているのに、韓国の裁判所が『慰安婦個人の補償問題は未解決だ』としたわけで、そうなると韓国当局も放置できない」「韓国人の本音には、“日本の文化は韓国から渡った”というプライドがあるだけに、余計厄介だ」「好発進したとみられる安倍内閣も、問題山積だね」。
この後、新年会へ。メンバーが持ってきたつまみやアルコール。それに簡単なお寿司が加わり、ワイワイガヤガヤ。
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平成24年12月25日
2012年最後の講座、“しゃべり納め”というわけ。この1年、いろいろなことがあり、メンバーの中には、がんに侵されるなどした人たちもいたものの、とりあえずは、全員元気に年を越すことができて、一安心。
今回は、自民党の圧勝に終わった総選挙の総括から。「それにしてもひどかったのは民主党。100前後は行くと思ったが、結果は57議席。維新の会にも負けるとこだった」「比例の投票動向をみても、自民党が圧倒的な支持を得たわけではない。支持率は27%そこそこだった。とにかく、民主党政権にはがっかりしたという国民の気持ちが出た選挙結果だったとはいえる」「民主党は今日(25日)、新代表に海江田を選出するようだが、どのような反省をするかが見ものだ」「代表選に岡田とか前原がなぜ出てこないのだろう。『敗北の責任はオレにもある』ということで不出馬なら、逆に責任逃れともいえる。前向きに再建しようという姿勢が見られない」「海江田体制が失敗すれば、民主党は分解するな。民主党に期待する声は聴かれない」など、民主党への批判は鳴りやまない。維新の会など第三極についても「それなりの数字はとったが、国民は何をする政党なのかわからないのでは・・・。石原と橋下の動きだけが表面に出て、しかも2人の主張が食い違う。石原グループの国会議員と橋下傘下の議員たちとは水と油。近い将来、分裂する運命にあるのでは・・・」「小沢と組んだ同じ第三極の未来の党は惨敗だったわけで、維新の会も長続きはしないと思う」「結局、第三極は選挙のための野合をしただけ。維新の会に入れた票の大半は、深い考えもなく、ただ変化だけを求めた票だ」など、これまた厳しい評価。
さて大勝した自民については、「大勝に浮かれたところは見られない。その点は評価でき、しかも、早くも自民党政権に向けて活発に動き出している」「あす(26日)、安倍政権がスタートするが、デフレを解消、経済再生が最大の課題。安倍は選挙中から、思い切った金融緩和と公共事業による景気回復を主張していたが、大丈夫だろうか」「金融緩和で日銀にプレッシャーをかけているが、これぐらいの圧力をかけて当然だ。民主党政権では経済の専門家がいなかったばかりに、景気停滞が進んでしまった。安倍は積極的な景気浮揚策を出すべきだ」「そう言う気持ちはわかる。でも、インフレターゲットを2%に置き、それまではジャンジャンというのは、どうだろう。インフレは動き出すと止まりにくい。大きくインフレに振れると心配だ」「自民党は今度の選挙で、原発問題から逃げたが、原発の再稼働は直近の問題だ。活断層との絡みで、大飯、敦賀、東通の3原発は再稼働に赤信号。原子力規制庁が来年7月に出す安全基準とも関係するが、難しいかじ取りになる」「あすの組閣で、大まかな方向性は見えてくるが、来夏の参院選までは、自民党も慎重な姿勢で通すだろう。参院選の結果次第で、安倍内閣の本当の姿が見えてくるのでは・・・」などなど。
3時間にわたる議論は、続いて行われた忘年会へ。藤本、横沢両氏の詩吟、葛野さんの「さんさしぐれ」、鎌倉氏の玄人はだしのハモニカ演奏などが場を盛り上げ、青春塾は2013年へ。
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平成24年12月11日
2012年も最後の月となってしまった。年末年始の準備に追われるこの時期だが、今年は衆議院の選挙が加わり、例年にないあわただしい師走となった。
総選挙は東日本大震災という未曽有の大災害を経験、その後に行われる初の国政選挙であり、民主党政権で初の総選挙という意味でも注目される選挙となっている。
「12党乱立となっているが、マスコミの調査などによると、自民党の圧勝らしい」「自民党の単独過半数という数字も出ている。民主党3年間の政権運営をみたら、やむを得ないという感じだな」「今回は第三極といわれる維新の会、未来の党が注目されている。『自民もダメ、民主もダメ』という国民の声を取り込もうという狙いからだが、どうも色が付きすぎている」「維新は橋下大阪市長が立ち上げた党。橋下の言動に生理的嫌悪感を持っている者としては、維新には勝たせたくない」「だけど、未来の党も、後ろに小沢一郎がいるし、どうもしっくりこない」「日本の政治体制は、2大政党制にしようと選挙制度も小選挙区制にしたはず。そこに第三極と言われても・・・」「2大政党制の理論でいえば、自民がだめで民主になった。しかし、その民主もダメだったというなら、また自民に帰るというのがスジだ。2大政党制に無理があったのだろうか」「自民の第一極はいいとして、第二極が乱立状態で、2大政党制の確立は難しい」など、議論は選挙後の展望にまで発展。「いずれにせよ、民主党が100議席も取れないようでは情けない。野田総理としては、ここで自民党に対し、厳しい対立姿勢を見せなくてはダメだ。『自衛隊を国防軍にし、交戦権を確立する』などと言っている安倍・自民に独走を許してはならないのでは・・・」。
次に話題となったのは中央道笹子トンネル天井版落下事故。「とにかく9人の死者が出たことはショック」「事故原因はこれからだが、トンカチで叩いて安全を確認する打音検査とかボルトを接着剤で固定するなどが当たり前のことだったことに驚いた」「目で見て確認する方法もあるようだが、素人が聞いても不安になる。土木・建築業界って、こんなものなのか」「接着業界のOBとして一言。接着剤の劣化が指摘されているが、ボルトが抜けたのは、接着剤がついたコンクリートが劣化したため。今の接着剤は極めて強力だ」「原因は間もなく解明されるだろうが、日本中のコンクリート建造物の中には、耐用年を迎えているものが多くなっている。高速道路をはじめ橋梁、各種公共物、地下鉄、地下街など総点検する時期に差し掛かっているそうだ」。地震国だけに、真剣に考えなくては・・・。
地震と言えば、原子力規制庁が敦賀原発の直下に、活断層があるとした。「正式にはこれから発表するようだが、間違えなさそうだ。となると、敦賀原発は廃炉となる。これは原発業界にとっては大変なことだ」「規制庁は他にも美浜とか大飯などの原発についても調査することにしている。その結果も注目されるわけだが、脱原発の風潮は高まるだろう」。
暮れにきて、改めて日本は問題が山積していることが明らかになった感じ。
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平成24年11月27日
野田総理がついに解散に踏み切った。今年8月8日に、「近いうち」に、「国民の信を問う」と発言して以来、3か月が過ぎてしまった。野党からは、「野田はうそつきだ」との声が上がってしまい、野田総理もさすがに耐え切れなくなったとみられ、負けを覚悟の解散となった。
「年を越すと思っていたが、“うそつき発言”が、よほど堪えたのだろう。党首討論の場での発言には、与党もびっくりしていた」「年を越していたら、どう考えても「近いうち」とは言えないことは確かだ」「政界はにわかにあわただしくなった。石原慎太郎と維新の会の動きが話題の中心になっているが・・・」「『民主もダメ、かといって自民に戻すわけにはいかない』とする有権者がきわめて多い。そこで維新の会が“第三極”として登場したわけだ」「狙いはわかるが、石原と橋下の組み合わせではブームとまではいかないな」「私は橋下が嫌いだからいう訳ではないが、橋下人気は関西地区だけで、とても全国区にはなりえない。そこを石原がカバーするのだろうが、石原だってもはや“過去の人”だ。5,60人という分析もあるようだが、とてもそんなにいかないと思うよ」「“第三極”といえば、きょう、嘉田滋賀県知事が新党『未来の会』を立ち上げる。とにかく、14もの党があっては、争点と言われる原発、消費税、TPPだけでも、同じ主張の政党がかち合い、有権者にとっては迷惑な話だ」「嘉田新党は、小沢一郎の『生活』が主力メンバーのようだ」「石原・橋下に反感を持つ人たちに、嘉田新党は魅力的。だけど、嘉田と小沢はいかにもミスマッチだと思うよ」など、第三極を巡る話題で盛り上がったあと、安倍・自民党に対する不満が・・・。
「自民党の選挙公約が出たが、原発、TPPは避けて通った感じ・これでは有権者もあきれているのでは・・・」「それに代わるものとして打ち出されたのが、色濃い“右傾化”。憲法改正で集団的自衛権の行使を明確化し、自衛隊を国防軍にし、交戦規定まで作るとか。とてもじゃないが、ついていけない」「デフレ解消には、日銀に際限なしの金融緩和を求めるなどと言っているが、言うことがむちゃだ。金融緩和を進めても、その金が市中に出回ることなく、国債を買うことに回ってしまえば、景気浮揚には結びつかない。安倍は、『私の発言で、株は上がり、円高は円安に向かった』などと言っているようだが、自民党内に安倍の暴言を止める人間がいないのかなあ」「こんな状態だと、選挙後に自民党が割れることも十分ありうる。公明党との蜜月も怪しくなるな」。
来月4日の公示までには、なお、様々な動きが予想される。政権政党の民主党のマニュフェストがまだ出ていない。前回の選挙に出されたマニュフェストの大部分が実現されず、国民の顰蹙をかっているだけに、その内容が注目される。
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平成24年11月13日
2012年も、残すところ2か月を切るところまで来てしまった。紅葉はいま、日本国中で最盛期を迎えている。四季を誇る日本だが、いまが最も美しい季節と言えるだろう。そんな日本だが、ここにきて解散風が吹き荒れ始めた。
「年明けと思っていたのに、この動きはどうしたのだろう」「野田総理が3点セット、特例公債法、一票の格差、社会保障の国民会議のメドがついたことから、野田も解散の約束を守らざるを得なくなったということだ」「自民・公明の“太陽作戦”が功を奏したというところだろう」「だけど、負けるとわかっている選挙。民主党は苦しいね」「野田にすれば、消費税の増税を実現したことで納得しているのでは・・・」「ここにきて、突然、石原都知事が知事を辞め、国政に殴り込みをかけるそうだが・・・」「民主、自民両党に対抗する“第三極”をつくり、官僚支配体制をブチ破るというわけだ。橋下の日本維新の会と渡辺のみんなの党、それに、たちがれ日本がいっしょになって実現するそうだ」「でも、この第三極はまとまらないな。原発、消費税で見解がバラバラだ。石原は原発も消費税も大事だが、些細なことだとしているが、国民の関心は原発であり消費税だ。ここで判断する。石原の見方にはついていけないのでは・・・」「選挙の争点が何になるかだが、原発、消費税もいいが、もっと大きな問題、国の将来像について論争してもらいたいものだ」「各政党とも、今度の選挙で過半数を取れるとは思っていない。そうなれば、選挙後の動向を考えて、選挙に臨むはず。具体的には、どのような形の連立ができるかということだ」「最大議席をとるのは自民。そこで自民が民主、公明、第三極のどれを選ぶかー。様々な思惑が動き、面白いことになるな」などなど、総選挙の話題で大きな盛り上がり。
「総選挙もいいが、都知事選はどうなるの?」「いまのところ、前静岡県知事の松沢、前日弁連会長の宇都宮が出馬表明、自民・公明は猪瀬副知事、民主は舛添を出したいようだ。猪瀬は都議会の反発が強いようだ」「宇都宮は人権派弁護士として、これまで消費者目線で活躍してきた。テレビなどにもよく登場、特に脱原発で、このところ大活躍しており、ひょっとするかもね」「わたしは、もう宇都宮と決めたよ」など。総選挙と都知事選が同日選挙となる可能性もあり、あわただしい年の瀬となりそうだ。
田中真紀子文部科学相が大学審議会の決定を認めず、3つの大学の開校を拒否した問題も大きな関心を呼んだ。「結局、真紀子大臣が陳謝、一件落着となったが、明らかに大臣の暴走だ」「マスコミも一斉に真紀子批判を展開したが、一石を投じた意味は大きいのではないか」「大学認可についての基準とか手続きなど問題はあろうが、それを理由に来春開校予定の大学の認可を拒否するなどは問題だ」「真紀子大臣はこの問題を以前から考えていたそうだ。そうなら早く行動を起こすべきで、権限のある大臣になって、いきなりその権限を振り回すなど、大人のやることではない。大臣の資質にもかかわるよ」などなど。
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平成24年10月23日
秋本番。あの暑かった夏から、あっという間に秋に入った。と思っていたら、早くも“寒さ”すら感じるようになった。昔に比べ、秋が短くなったという想いが一段と強くなったきょうこのごろだ。
さて、先月下旬に民主、自民の両党は党幹部を一新させた。ところが国会は全く動く様子が見られない。「解散を巡って、政党がいがみ合っているだけ。国民の側にまったく目が向いていない。国会議員って何なんだ」「発足間もない改造内閣だが、早くも法相が辞任に追い込まれている。野田総理には明らかに任命責任がある」「動かない国会を動かすのは、政権与党の責任だ。責任を野党に押し付け、『悪いのは野党』と言っている民主党に前途はない。朝日の世論調査で内閣支持率18%という数字が出たが、もっともだ」「沖縄で米兵による集団婦女暴行事件が起きたが、野田内閣の対応は、『大変遺憾だ。米軍に厳重な抗議をした』と、当たり前のコメントだけ。防衛大臣はすぐにアメリカに行き、国務省に厳重抗議するぐらいの行動をとるべきだ。オスプレイ問題ではホイホイと渡米している。何か違うんじゃないか」「国民の圧倒的多数は、沖縄に大きな負い目を感じている。沖縄を国民全体で擁護しなくてはならない。度重なる沖縄県民の屈辱に、もっと親身になって取り組まなくてはだめだ」などなど。このところ毎回、野田政権には厳しい声が集中しているが、今回も同じ。メンバーの中からは「何もできない、何もしない野田政権批判は、するだけで虚しさがつのるだけ。テレビで野田の姿を見るのもイヤだよ」との声も。
読売の大誤報、週刊朝日と橋下大阪市長のバトルも大きな関心事に。「山中教授がiPS細胞でノーベル賞をもらった直後に、その細胞を使って早くも臨床応用が行われていたというので驚いた。臨床応用した男がハーバード大の講師で、東大の研究員という肩書だったことも、信ぴょう性が高かった」。読売出身のコーディネーターは「売り込んできた情報を、まともに受けてしまった読売の大失態。きちんとしたウラをとらずに、功名心だけが先走りしてしまった。原稿になるまでには、十分なチェックが入ったはずなのに・・・。編集局長の謝罪は当然」とズバリ。
週刊朝日のケースは、連載「ハシシタ 奴の本性」が、『橋下大阪市長の父親が被差別部落の出身だ』などと書いたことに、橋下市長がかみついた問題。被差別部落の地名まで明記されたこともあって、週刊朝日はアッサリ謝罪。「朝日という大看板を背負った週刊誌としては、確かに品がない。連載を始める以上、十分検討したと思うのだが・・・」「そうなんだ。週刊朝日にしても自信を持って始めた企画。そうなら橋下市長の抗議にアッサリ謝るのではなく、反論してほしかった。情けないよ」などの声が。
いずれにせよ、朝日、読売が相次いで大失態を演じてしまったことは、マスコミ不信の風潮を増長させてしまった。
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平成24年10月09日
10月に入り、秋の気配が一段と。あの暑かった夏がウソのような涼しさが。北海道や長野からは紅葉の便りが届けられ、四季のある日本の素晴らしさを改めて感じられる。
そんな中で飛び込んできたのが、山中伸弥京大教授がノーベル医学・生理学賞を受賞したというニュース。「経済の回復がまったく進まず、政治が機能していない最悪の日本だっただけに、この明るいニュースに国民は飛びついたというところだろう」「これまでのノーベル賞受賞者は、当たり前のことだが学問の世界の人たちだった。だけど山中教授の目線は一般の人たちに向いている。『難病の患者さんを救ってあげたい』など、発言がわかりやすく、『一般の人たちとつながっている』というイメージが強い」「臨床医からスタートしたそうだが、手術などは下手で、やむを得ず研究の世界に入ったようで、人間の弱さも感じられ、好感が持てる」「とにかく、親近感がもて、『俺たちのそばにいる人』という感覚がうれしいね」など、久しぶりに明るい話題となったニュースに、メンバー全員、ニコニコ顔。最後に「ただiPS細胞は生命を創り出すというものだけに、一歩間違えると、危険な方向にも歩みだしてしまう。人類の幸せに向かっての環境づくりにも、早急に取り組む必要がある」という“ダメだし”も。
自民党の総裁選は、安倍が石破を破り、再び“安倍政権”が誕生した。近く予想される衆院選は、民主党の敗北が決定的なだけに、本物の“安倍政権”が誕生することが濃厚。一方、野田総理は第3次改造内閣を組織したが、“在庫一掃内閣”とヤユされる始末。「とにかく、野田はこの内閣で何をやろうとしているのか、さっぱりわからない」「本人にもわかっていないんじゃないかな。ただ政権にしがみついていたいだけだな」「選挙をやったら負けることを知っているから、選挙はなるべく遅らせたい。離党者を出したくない。目線がまったく国民に向いていない。こんな総理大臣って、これまでにいたかな。最低だ」「民主党議員337人のうち、58人が大臣経験者になるそうだよ。6人に1人が大臣だよ。大臣も安っぽくなったね」「『解散を約束しなければ、国会審議に応じない』とする自民・公明両党にも当然問題があるが、なんといっても、国会が機能を失っている責任は政府与党にある。国会が開かれなくては、憲法違反の一票の格差の審議もできない。憲法違反の状態で選挙はできない。国民の存在などまったく無視している」「本当に、なにおか言わんやーだね」「もう政治談議をするのも、やんなっちゃたね」「でも、やらなくてはならない。やらないと、現状を認めてしまうことになる。切ないね」
「原発の問題だって、野田の姿勢はさっぱりわからない。口では、“30年代原発ゼロ”を言いながら、やっていることは“原発推進”だ」「原発再稼働の決定を、原子力規制委員に“丸投げ”する姿勢を見ればわかる。大飯原発のときは、『責任は私がとる』と言っていた。あれはなんだったのか」「国民は再稼働を規制委員会に任せたことはない。政府の責任でやるに決まっている」。ストレス発散のつもりが、ますます溜まってきた。
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